『75歳からやめて幸せになること』を深掘り:“こうあるべき”って誰が決めたの?──型にハマらない人ほど、最後に笑える理由

人生

「常識」は、ただの“他人の期待”でできている

「男はこうあるべき」「母親はこうあるべき」「この年齢ならこうあるべき」──

そんな“べき論”、人生の中で何回聞きました?

たぶん、何百回どころじゃないですよね。
でもそのたびに、自分の気持ちより“空気”や“周囲の視線”を優先してきた。

たとえば:

  • 「年相応の服装をしなきゃ」とか
  • 「この歳でSNSなんて恥ずかしい」とか
  • 「いい年して一人でカフェ行くなんて」とか

……いや、全部誰が決めたの?って話です。

「常識」って、よく見ると**ただの“多数派の価値観”**なんですよ。
そして、時代が変われば、すぐに非常識になる。

だったら、そんなものに縛られてるのって、めっちゃ無駄じゃないですか?


「こうあるべき」で生きる人と、「自分らしく」生きる人の違い

ちょっと厳しめに言うと、“べき思考”って、自分の人生を他人に預けてるようなもんです。
じゃあ、それをやめたら何が変わるのか?2パターンで見比べてみましょう。


✅ パターン①:「世間の期待」に沿って生きる人

  • 服装・言葉・趣味すべてに気を使いすぎる
  • 何か新しいことを始めるのが怖い
  • 自分の気持ちより“他人の反応”が優先
  • 失敗したら「恥ずかしい」で終わる

→ 外からは“ちゃんとしてる人”に見えるけど、
内側は「こんなはずじゃなかった」でいっぱい。


✅ パターン②:「型破りでも自分らしく」生きる人

  • 周りと違っても気にしない
  • ちょっとヘンでも“楽しければOK”な感覚
  • いまこの瞬間の「やりたい」を大切にする
  • 他人の評価より、自分の納得を優先

→ 外から見ると“自由すぎる”けど、
当の本人は毎日が楽しくてしかたない。


“正しさ”じゃなく、“心地よさ”で生きてる人は、年を重ねてもどんどん魅力的になります。
だって、人間の本当の輝きって、「自分らしさ」が出た瞬間だから。


「こうあるべき」を手放すための実践ステップ

では実際に、“べき思考”から抜け出すにはどうすればいいのか?
誰でもできる5つのステップを紹介します。


✅ 1. 「べき」が出てきた瞬間に“ツッコむ”

「私はこうあるべきだ」と思ったら、
「え、それって誰が決めたの?」って自分でツッコミ入れてください。
それだけで“思い込み”を疑う癖がつきます。


✅ 2. 自分の「好き」を書き出してみる

「ほんとはこうしたい」って思ってたこと、けっこう忘れてます。
服の好み、食べたいもの、行ってみたい場所──
それ、全部“やっていいこと”です。


✅ 3. 「型にハマらない人」を参考にする

・70歳でYouTuberデビューした人
・シニアモデルとして活躍してる人
・毎月ひとり旅に出てる80代

そういう人を見ると、「え、やっていいんだ!」って勇気が湧いてきます。


✅ 4. 小さな“型破り”を日常に入れる

  • 髪型をちょっと変える
  • 服の色に冒険してみる
  • 年下の人と趣味でつながってみる

最初は違和感があっても、慣れてくると“自分らしさ”が気持ちよくなってきます。


✅ 5. 「恥ずかしい」はチャンスと捉える

“恥ずかしさ”って、実は「人と違うことしてる証拠」です。
それって逆に言えば、「自分らしさ」が出てきたサイン。
恥ずかしい=チャンス、って思えたら、もうこっちのもんです。


“自由に生きる人”が最後に笑う理由

人生の終盤に差し掛かったときに、多くの人が後悔すること。
それは、「もっと自分のやりたいことをすればよかった」ってやつです。

つまり、やらなかった後悔の方が、やって失敗した後悔よりデカい。

だったらさ、もう“正しさ”とか“世間の目”とか置いといて、
自分が「楽しい!」「気持ちいい!」って思えるほうを選んだ方が良くないですか?

周囲にどう見られるかより、自分がどう在りたいか。

この視点を持った人って、最強です。


まとめ:「“こうあるべき”を捨てたとき、本当の自分が動き出す」

✅ 「それって誰が決めたの?」を口グセにする
✅ 自分の“好き・やりたい”を見直す
✅ 型にハマらない人の行動から勇気をもらう
✅ 小さなチャレンジを日常に入れる
✅ 恥ずかしさは「自分らしさの芽」と捉える


これからの人生で大事なのは、“正しくあること”じゃない。
“自分らしくあること”です。

もう他人の期待を背負って生きなくていい。
“こうあるべき”を捨てた瞬間に、
あなたの人生はもっと自由で、もっと明るくなります。

75歳からやめて幸せになること~一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差 単行本

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