『75歳からやめて幸せになること』を深掘り:“我慢できる人”より、“楽しめる人”が最後に勝つ──忍耐を美徳にしない生き方

人生

「耐えることは正しい」という思い込み、まだ信じてる?

「我慢強いね」「忍耐が大事だ」って、子どもの頃からずっと言われてきませんでした?

確かに、耐えることって“強さ”に見えるし、“美徳”っぽい。
でもそれ、年を重ねるほどにしんどくなる呪いです。

たとえば:

  • 食べたいものを我慢する
  • 行きたい場所を諦める
  • 言いたいことを飲み込む
  • 周囲に合わせるために感情を抑える

そんな生活、もう何十年もしてきたんじゃないですか?
で、75歳を過ぎても、まだ“我慢のクセ”を続けるつもりですか?


“我慢型”と“楽しむ型”、その後の人生どう変わる?

日常の中で何気なくやってる我慢や忍耐って、意外と人生に与える影響がデカい。
比較してみると、その違いがはっきり見えてきます。


✅ パターン①:「とにかく耐える」がデフォルトの人

  • 感情を表に出すのが苦手
  • 周囲の期待に応えようとしすぎる
  • 自分の欲より“空気”を優先
  • “楽しむ”ことに罪悪感すらある

→ 一見まじめで立派に見えるけど、内側は“疲弊”と“自己否定”でボロボロ。


✅ パターン②:「自分に正直に生きる」を選んだ人

  • 喜怒哀楽をそのまま表現できる
  • 「今どうしたいか?」で判断する
  • 周囲とぶつかっても、自分を曲げない
  • やりたいことを我慢せず楽しむ

→ 周りには“わがまま”に見えるかもしれないけど、内側はとにかくラク。
何より“自分の人生をちゃんと生きてる”という手応えがある。


忍耐と我慢で築いてきた人生に、本当に幸せはありましたか?
そろそろ、“自分のために生きるフェーズ”に入っていい頃じゃないですか?


「がまん体質」から抜け出すためのステップ5選

じゃあ、どうやって“我慢前提の思考”を変えていくのか?
現実的かつシンプルな方法を5つ紹介します👇


✅ 1. 「やりたくないことリスト」を書き出す

最初にやるべきはこれ。
「本当は嫌だけど、習慣的にやってること」を全部リスト化。
買い物に付き合う、無理なLINE返信、惰性でのテレビ…なんでもOK。
書いてみると「あ、これやめていいんだ」って気づけます。


✅ 2. 「本音日記」をつけてみる

毎晩、紙でもスマホでもいいから「今日ほんとは何がしたかったか」を書く。
たった3行でもいい。それだけで“自分の本音”を意識する練習になります。


✅ 3. 「1日1わがまま」を決める

・今日は絶対昼寝する
・行きたくない誘いは断る
・スーパーで高いお刺身を買う

こういう“小さなわがまま”を自分に許すと、だんだん「我慢=当たり前」が崩れていきます。


✅ 4. 「嫌なことはハッキリ断る」練習をする

断るのって最初は怖い。でも一度やってみると、意外と何も起きません。
むしろ「言ってくれて助かる」って思われることもある。
“NO”が言える自分、めちゃくちゃカッコいいです。


✅ 5. 自分を楽しませる予定を“先に入れる”

旅行、ランチ、映画、カフェ巡り──。
“時間があったらやる”じゃなくて、“やる前提で予定を入れる”
人生の主役は自分。だから、楽しむ予定は最優先でいいんです。


“楽しむ勇気”が、人生を変えるスイッチになる

我慢って、「誰かの期待に応える」ためにしてきたもの。
でもその期待、実は誰も求めてなかったってこと、ありませんか?

もっと自由に、もっと自然体で、もっと“わがまま”に生きてもいいんです。
なぜなら、「幸せになる責任」は、自分にしかないから。

「周りの顔色を見てたら、あっという間に1日が終わってた」
そんな日々とサヨナラするために、今こそ“自分の気持ち”を優先しましょう。


まとめ:「我慢の人生に、いいことなんて一つもない」

✅ 「嫌だけど…」でやっている習慣を洗い出す
✅ 小さくても“本音に従う行動”を増やす
✅ わがままは悪じゃない、“自分を守る選択”
✅ 我慢せず断る力が、人生の満足度を底上げする
✅ 楽しみを“ごほうび”じゃなく、“前提”にする


耐えることで得られるのは“称賛”かもしれません。
でも、楽しむことで得られるのは“本物の幸福”です。

そろそろ、「誰かの期待に応える人生」から降りて、
「自分がご機嫌でいられる人生」に乗り換えましょう。

75歳からやめて幸せになること~一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差 単行本

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