『75歳からやめて幸せになること』を深掘り:付き合い=我慢って、誰が決めた?“義理の人間関係”をやめたら人生が楽になる理由

人生

その人間関係、ほんとに必要?

たとえば、気が乗らないのに呼ばれる食事会。
本音じゃ面倒くさいのに「久しぶりに顔見せてや」なんて言われて、行かないと角が立ちそうだから…って断れないやつ。

あれ、正直しんどくないですか?
しかも帰ってきたあとに「あ〜疲れたわ…」ってなってるなら、それ、ただのストレスです。

でもね、そういう関係を「しょうがない」とか「年だから…」で続けてると、自分の時間とエネルギーを“義理”で浪費してることになるんですよ。

75歳を過ぎたら、「誰と会うか」ってめちゃくちゃ重要になります。
限られた時間を、わざわざ“気を使う人間関係”に注ぐ必要ってある?


“つながり続ける人”の選び方で、人生の質は変わる

続けてる人付き合い、整理するとだいたい2パターンに分かれます。

✅ パターン①:「今さら切れないし…」で続ける人

  • 昔の付き合いだから断れない
  • 呼ばれたら行かないと悪い気がする
  • 苦手な人とも、波風立てたくないから我慢

→ 気疲れするし、自分の本音が押し殺される。

✅ パターン②:「今の自分に必要な人だけ」と決めている人

  • 会って元気になれる人とだけ会う
  • 無理な誘いはサラッと断る
  • 一人の時間を“孤独”じゃなく“自由”と捉える

→ 心が軽くなり、毎日が自分ペースに整う。


「関係を減らす勇気」が、あなたを自由にする

人間関係って、「多ければ多いほどいい」わけじゃないんです。
むしろ、年齢を重ねるほどに、“厳選”するべきなんですよ。

だってもう、これから新しい時間は“減っていく”わけですからね。
その貴重な時間を「誰に渡すか?」っていう判断、大事にしないと。


“無理な付き合い”から距離を置く5つのステップ

✅ 1. 「会うと疲れる人リスト」を作ってみる

心の中だけでOK。紙に書いてもいい。
誰と会った後に気分が重くなるかを思い出してみるだけで、けっこう見えてきます。


✅ 2. 断る理由を“ストック”しておく

「最近ちょっと体調が不安定で…」
「家の予定があって…」
別に嘘をつけとは言わないけど、“便利な断り文句”をいくつか準備しておくと、気がラクになる。


✅ 3. 「たまたま返信忘れてた」で距離を取る

無理にフェードアウトしようとすると逆に面倒なので、“自然消滅”くらいがちょうどいい。
LINEも既読スルーしていい。電話に出なくてもいい。
「悪いな…」って思う気持ちは捨てていいんです。


✅ 4. 「本当に会いたい人」に集中する

久々に連絡とって「今度ご飯でも」って素直に思える人、どれだけいますか?
その人こそ、これからの時間を共有すべき相手。
そういう人とだけ関係を深めていけば十分です。


✅ 5. 一人の時間を肯定する

人とつながってないと不安、っていうのはテレビとネットがつくった“幻想”です。
一人で本を読んだり、散歩したり、趣味に没頭できるって、実はめちゃくちゃ幸せな時間。


人間関係は“しぼるほど、豊かになる”

人間関係の“濃度”って、年齢によって大きく変わります。
若い頃は「とりあえず広げる」が正解だったかもしれないけど、今は「しぼる」のが正解。

そのために必要なのは、“嫌われないようにする”ことじゃない。
“自分を守るために選ぶ”という勇気。


まとめ:人生の“空気清浄”は、人付き合いから

✅ 「付き合いだから」と惰性で会うのをやめる
✅ 会うと疲れる人は、そっと距離を置く
✅ 無理に断るより、“断らない方法”を使う
✅ 本当に心が落ち着く人とだけ、つながる
✅ 一人でいる時間の価値を再確認する


もうね、気を使うための人生じゃないんです。
これからは、“気が楽な人間関係”だけでいい。
むしろそれが、「健康」と「幸福感」のベースになる。

無理して誰かに合わせてる時間があったら、
そのぶん自分の人生を“整える時間”に変えたほうが、何倍も価値がある。

義理で続いてる関係より、心が通う関係。
数じゃない。質でいい。
付き合いの“選別”こそが、75歳からの幸せへの近道です。

75歳からやめて幸せになること~一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差 単行本

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