『75歳からやめて幸せになること』を深掘り:その薬、本当に必要?“医者の言いなり”を続けると、後悔するかもしれない話。

人生

病院に通う安心感は、思考停止のサインかもしれない

あなたのまわりにいませんか?
「とりあえず病院」「毎月薬が増えていく」「でも体調は変わらない」って人。

たぶんそれ、他人事じゃないです。

75歳を過ぎてからの人生って、病院との付き合い方がガラッと変わってきます。
若い頃は“いざという時の備え”だったのに、高齢になった途端、“生活の一部”になっていく。

で、その中でいつの間にか、「医者の言うことは絶対」みたいな感覚が染みついていくんですよね。

もちろん、お医者さんを疑えって話じゃないんです。
だけど、彼らも人間。100%完璧な判断をしてるわけじゃないし、診察時間も限られてる。
マニュアル的に薬を出すことだってあります。

だからこそ、自分で「この治療は本当に必要?」って一度立ち止まって考えることが、めちゃくちゃ大事なんです。


“言いなり型”と“主体型”の75歳、その後の人生はこう違う

✅パターン①:「医者が言うから」で判断する人

  • 毎月のように病院通い
  • 薬はどんどん増えていく
  • 食事や運動も“制限”ばかりで楽しめない
  • ちょっと体調が悪いと不安になり、すぐ病院へ

…結果、「生きてはいるけど、楽しさがない」人生に陥りがち。
薬の副作用に悩まされながらも、やめる勇気が出せず、気づけば“管理される人生”になっている。

✅パターン②:「医者の意見を参考にしつつ、自分で選ぶ」人

  • 診断をもらったら、自分でも調べて考える
  • 副作用のリスクも知った上で薬を選択
  • 生活の質(QOL)を優先して、“楽しく生きる”ことを大事にする

…結果、「主体的に選んだ生活」だからこそ、心も体も自由。
たとえ病気があっても、それに振り回されないマインドでいられる。


“医者の言いなり”をやめるための5つの行動

医療との向き合い方を変えるには、まず行動。
以下のステップを試すことで、ぐっと自立した健康スタイルが見えてきます。


✅ 1. 薬の名前と効能を自分で調べる

「え、そんなことも?」と思うかもしれませんが、意外とみんなやってない。
処方された薬の名前をネットで検索して、どんな働きがあるか、副作用は何か、それだけで視野が広がります。

例えば、「血圧の薬を飲んでるけど、毎回フラつきがある」という人、調べると“副作用に低血圧”って普通に書いてあることもあります。


✅ 2. 副作用をチェックするクセをつける

年齢とともに体が変わるのと同じで、薬の効き方も変わっていきます。
若い頃は何ともなかった薬が、高齢になってから強く出ることもある。

「なんか最近、夜トイレが多いな…」
「手足がしびれるような感覚がある…」

もしかしたら、それ“加齢”じゃなくて“薬の副作用”かもしれません。


✅ 3. 「この薬、必要ですか?」と素直に聞いてみる

ここ、たぶん一番ハードル高い。
でも、勇気を出して「これって続ける必要ありますか?」って聞いてみると、案外あっさり「様子見ましょうか」と返されることも多いです。

医者側も、「患者が考えてるな」と思えば、より丁寧に説明してくれるようになります。


✅ 4. 生活習慣の基本を整える

・睡眠の質を高める
・バランスの良い食事をとる
・適度に体を動かす

この3つ、何度でも言いますが最強の“治療”です。
薬で抑えるより、そもそも不調を起こさない体にする。
実はこれが一番の近道。


✅ 5. セカンドオピニオンをためらわない

違う医師の意見を聞くのは、決して“失礼”ではありません。
むしろ、現代医療のスタンダード。
「本当にこの治療でいいのか?」という視点を持つだけで、未来が大きく変わる可能性もあるんです。


“疑う勇気”が、あなたの人生を守る

思考停止で薬を飲み続ける人生と、ひとつひとつ納得して選ぶ人生。
どっちが自分らしいかは、火を見るより明らかですよね。

「病院に頼るな」という話ではなく、「全部を任せすぎるな」って話です。

今の時代、情報は山ほどあります。
正しい知識を持って、自分の体と対話できるようになれば、医療との付き合い方は劇的に変わっていきます。


“医者任せの人生”をやめた瞬間、自由と健康が近づく

✅ 医者の意見は「正しい前提」ではなく「参考意見」として受け取る
✅ 処方された薬の名前を調べ、副作用も含めて理解しておく
✅ 「疑問」を持って医者に質問できる自分になる
✅ セカンドオピニオンや他院の診断を積極的に取り入れる
✅ 健康は、受け身でつくるものではなく「自分で守るもの」


75歳を過ぎたなら、人生の主導権はもっと“自分の手”に戻していい。
医者にまかせっぱなしの生き方では、自由も楽しさも失われてしまう。

その薬、本当に必要かどうか。
その問いかけが、これからの人生を大きく変える第一歩になるかもしれません。

75歳からやめて幸せになること~一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差 単行本

タイトルとURLをコピーしました