「なんかこの人、話しやすいなぁ〜」って言われたこと、あります?
…ないですか。じゃあこの話、マジで役に立ちます。
実はね、「話しやすい人」って、自分がたくさん話す人じゃないんですよ。
むしろ、聞き上手な人。でもただ「うんうん」って頷いてるだけじゃダメ。
FBIでも使われてる、“ミラーリング”っていう技があるんだけど、これがすごい。
やってることは超シンプル。相手の言葉をオウム返しするだけ。
でもね、これが異常に効く。もうね、無敵。
なぜなら人間は「自分の話を聞いてほしい」生き物だから。
だから「あなたの言葉、ちゃんと聞いてますよ」っていうサインを出すだけで、どんどんしゃべってくれる。
■普通の聞き方 vs ミラーリングの聞き方
パターン | 普通の聞き方 | ミラーリング |
---|---|---|
相手「最近忙しくて…」 | 「そうなんだー、大変だね」 | 「忙しいんですね?」 |
相手の反応 | そこで話終わる | 「そうなんですよ、毎日会議で…」と話が続く |
会話の広がり | すぐ終了 | 自然に深堀りされる |
あなたの印象 | 話終わらせる人 | 話しやすい人 |
✅「ミラーリング」は、相手の話を“促す装置”
✅ しかも、自分はあんまりしゃべらなくてOK(楽)
■簡単な方法で実践してみよう
では、あなたが明日から即使えるように、ミラーリングを再現可能なステップに落としてみた👇
✅STEP①:相手の最後の2~3語を繰り返すだけ
- 相手「納期がギリギリで困ってるんですよ」
- あなた「ギリギリで困ってるんですね?」
→ はい、これだけ。たったこれだけで「お、ちゃんと聞いてくれてる」となる。
✅STEP②:語尾を「〜ですか?」「〜なんですね?」に変える
ただのオウム返しにするとバカっぽいので、ちょっとだけ変形するのがコツ。
- 相手「この案件、イレギュラー多くて…」
- あなた「イレギュラー、多いんですね?」
この「ちょい変換」で一気に自然になる。
✅STEP③:沈黙は怖がらない
ここで大事なのは「間」も使うこと。
ミラーリングしたら、すぐにしゃべらない。
**相手が続きを話すまで待つ。**これがキモ。
人は、空白があると無意識にそれを埋めたくなる。
→ 結果、勝手に喋り出す。
✅STEP④:「え?」と思っても否定しない
これよくあるミス。相手がちょっとアホなこと言っても、 「それって違くないですか?」とか言ったら終わり。関係終了。
とりあえず、「そういう考え方もあるんですね」と流す。
共感じゃなくて“尊重”でOK。
■営業・交渉での使い方
「もう少し安くなりませんか?」
→ 「もう少し安く、ですね?」
→ 「そうなんです、でも予算が…」←ここで相手の事情が出てくる
価格交渉の主導権、もらいました。
■上司との報連相
「来週のプレゼン、資料まだ?」
→ 「資料、まだですか?」
→ 「あ、そうそう、グラフ追加しといてね」
言われてないことまで自然に引き出せる。
■恋人・家族との関係にも
「最近ちょっと冷たくない?」
→ 「冷たく感じるんだ?」
→ 「うん、なんか最近LINEの返事が…」
喧嘩じゃなく“本音”を引き出すトリガーになる。
■話し上手の正体、実は「聞き上手」だった
✅ ミラーリングは「相手の話を自然に深堀りする技術」
✅ 話しすぎる人ほど、逆に信用を失う
✅ 最強の聞き手は、実はあまりしゃべってない
✅ 誰でもできるのに、やってる人がほとんどいない
で、これをFBIの交渉人が使ってるんだから、そりゃ効くよねって話。
仕事、交渉、恋愛、子育て、全部に使える。万能ツール。
最後にもう一度言うけど、
「話し上手は、聞き上手の皮をかぶってる」
これ、マジで人生変える言葉です。
しゃべりすぎる人ほど、損してます。