「論破するのが正解だと思ってる人、めっちゃ損してますよ?」
はい、いきなりぶった切るけど、これ事実です。
交渉でもビジネスでも、そして人間関係でも、「論理的に正しいこと」よりも「相手が共感できること」の方が強い。
でもさ、日本の教育って「正解を出す力」は教えるけど、「相手に寄り添う力」って教えてくれないよね。だから多くの人が、“伝え方”でつまづく。
たとえば職場で「これは効率が悪い」とか「こっちの方が正しい」とか言う人、たまにいるでしょ。で、たいてい嫌われてる。なぜか?
共感してないから。
本当に強い人って、論破しないし、相手を否定しない。
FBIの交渉人ですら、「共感」から入るんです。マジで。
■論理で押す人 vs 共感から入る人
項目 | 論理だけで話す人 | 共感から入る人 |
---|---|---|
会話のスタート | 「でもそれって間違ってますよね」 | 「それ、しんどいですよね…」 |
相手の反応 | 反発・防御 | 安心・信頼 |
結果 | 会話が詰む | 会話が続く |
交渉の勝率 | 低い | 圧倒的に高い |
ビジネスの現場でも、値段交渉でも、上司とのやりとりでも、結果を出す人って「共感力」高いんよ。
でも共感って、別に「相手の気持ちに完全に同意しろ」って話じゃない。
「あなたはそう思ってるんですね」と一言添えるだけで、相手の心はだいぶほぐれる。
✅「共感=同意」じゃなくて「理解の表明」
じゃあどうやって“共感力”を実装するか?
FBIの交渉術でも使われてるテクニックをベースに、再現性高くしてみた👇
✅STEP①:ラベリング(感情に名前をつける)
「それ、不安ですよね」
「プレッシャー、相当ありますよね」
→ これだけで、相手は「わかってくれてる」と感じて心を開く。
※注意:下手にアドバイスしない。「大変ですね」だけでOK。
✅STEP②:ミラーリング(相手の言葉を繰り返す)
A「納期が厳しいんです」
B「納期が厳しいんですね?」
→ これ、やるとマジで話が続く。沈黙も怖くなくなる。
✅STEP③:「NO」から入る
「はい」と言わせようとするから相手が警戒する。
「これ、今はご相談のタイミングじゃないですよね?」
→ 「いや、今ちょうどいいです」と逆に本音を引き出せる。
✅STEP④:「どういう意味ですか?」で真意を引き出す
相手が言ってることの“裏側”を掘る質問。
「なんでそう感じたんですか?」じゃなく
「それってどういう意味ですか?」と聞くのがポイント。
■共感力を武器にする状況別テク
🔸営業トークで
→ まず「大変ですよね」でクッション。そのあとに提案。
(例)「価格がネックになってるんですね。それなら…」
🔸上司や取引先との会話で
→ 批判じゃなく「理解の言葉」から入る。
(例)「そのやり方、長年やってこられたものですもんね」
🔸家庭や恋愛でもガチで使える
→ 感情に名前をつけてあげるだけでマジで変わる。
(例)「それって…ちょっと寂しいですよね」→一発KO
■結局、人って「理解されたい生き物」なんだよね。
だから共感できる人には、お金もチャンスも自然と集まってくる。
✅ 共感は「心のセキュリティ解除ボタン」
✅ 相手の本音を引き出すには、まず“理解してるよ”と伝える
✅ 「でも〜」「それって違くない?」を封印するだけで、あなたの印象が爆上がりする
論破とかマウントとか、そんなの昭和のやり方。
令和の時代は、共感で人を動かす時代です。
最後に一言。
「共感できる人が、最終的に勝ちます。」
これ、わりとマジで。