『多動力』を深掘り:「いま電話いいですか?」って聞く前に、“なんで電話じゃなきゃダメか”考えたことある?

ビジネス

電話って、もう“非常識なツール”になりつつあるよね?

正直、まだ電話で仕事してる人って、けっこうヤバくないですか?

たとえば、こっちは今、PCで見積作ってたり、配車のスケジュール調整してたり、ブログ書いてたり…
そんな時に「プルルルルッ」ってかかってくる電話。

え、いま?このタイミングで?って思いません?
しかも中身が「メール見ました?」とか「先日の件、どうなってます?」とか、すぐ終わる話。

いやいや、それチャットでよくない?
ていうか、メール返信待てないほどのことか?って話です。

電話かけるってことは、「お前の時間を今すぐよこせ」って言ってるのと同じ。
もうそれ、ただの時間泥棒でしかないです。


電話文化 vs テキスト文化

項目電話派テキスト派(メール/チャット)
タイミング強制的に相手の時間を奪う相手の都合で読める
記録性残らない(メモ必要)全部ログに残る
ミス言った言わないが発生書いてあるから明確
ストレス突然来るからビビる自分のペースで対応できる

もう一度言いますけど、電話って「自分の都合を相手に押し付ける行為」なんですよね。
しかも、議事録も残らないから、後から「言った」「聞いてない」ってトラブルのもと。

今の時代、「効率」とか「記録」とか「時短」って大事にされてるのに、
電話だけ昭和スタイルのままって、普通に考えておかしくないですか?


電話依存を抜け出すにはどうするか?

「でも、電話の方が早くない?」って人に言いたい。

“早く済ませたいなら、最初から要点まとめてテキストで送ってよ”って話。

✅ Step1:まずは自分から“電話を減らす”

  • 要件はチャットかメールに切り替える
  • 「電話じゃないと通じない」はただの甘え
  • テンプレート文を用意しておけば、もっと速く伝えられる

✅ Step2:相手からの電話も“受け流す力”を持つ

  • 「いま作業中なので、後ほどメールでお願いできますか?」と返す
  • 着信履歴だけ残して、折り返さずメールで返信する
  • 電話を“緊急時専用”に格下げする(自分ルール化)

✅ Step3:組織ごと“テキスト文化”に変えていく

  • 社内チャット導入(Slack / Chatwork / LINE WORKSなど)
  • 電話が必要なら「予約制」にする
  • 社内マニュアルに「原則メール対応」と明記

「電話しない人」はなぜ仕事がデキるのか?

電話しない人って、たいてい“段取り上手”なんですよ。

  • 要件を事前に整理できる
  • 優先順位を決めて動ける
  • 「あれ言い忘れた」がない

つまり、頭の中が整ってるから、文章にできる。
逆に「とりあえず電話しよ」って人は、“考えがまとまってない”か、“甘えてる”。

それに、電話しない人って「時間の価値」を理解してる。

「今この5分がどれだけ貴重か」ってことを本気で考えてるから、他人の時間にも配慮できるんです。


「電話で済ませよう」は、もう通用しない働き方

✅ 電話は“強制的に相手の時間を奪う行為”でしかない
✅ テキスト化することで、記録も残り、後から見返せる
✅ 電話をやめた方が、自分も周囲もストレスが減る

仕事ができる人って、だいたい「電話しない」「させない」「受けない」の三拍子なんですよ。
逆に、急に電話かけてくる人ほど、準備が雑で要領が悪い。

これからの時代は、“効率”と“共感”が両立してないと、信頼されません。

「急ぎの連絡だから電話で」って言う人ほど、“仕事の仕方”が急いでるだけで中身はガバガバだったりする。
それより、「必要な情報を、必要なタイミングで、必要な形式で届けられる人」のほうが信頼される。

だからもう、こう言っちゃいますね。

「電話してくるやつは、基本バカです」

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